好田矯正歯科/歯列と歯ならびの治療

マスクを捨てる人がなくなった！

16日土曜日の診療では、マスクを捨てて帰る人はなかった。
その日の正午の報道では、すでに神戸で新型インフルエンザ患者発生が言われていたからねえ。
世の中はげんきんだなあと思う。

17日の報道では、茨木市内の関西大倉高校で大量に患者が発生した。
これは困ったものだ。
通学の生徒は当然に、ＪＲ茨木駅または阪急茨木駅を使用するからねえ。
予防のためには確実にしておく必要がある。
すでに、当院への通院の方が、関西大倉高校の生徒と接触している可能性もありそうだ。

当院への通院の方へ
玄関入口で、今までご使用のマスクは廃棄していただきます。
院内へウイルスを持ち込む可能性があるからです。
院内で新しいものを配布しますので、それをお使いください。
なお、ご希望の方にはマスクを販売します。

専門医更新申請しましたが・・・。

専門医更新申請したが、うっかりお金を払うのを忘れていた。
受験料が30000円必要なところ、振り込むのをしっかりと忘れていた。
気がついて事務局に電話したら、
”そんなに慌てなくいても、秋まででいいですよ”　と若い声に笑われてしまった。

マスクをしてくれないどころか、ゴミ箱へ捨てられた！

新型インフルエンザ対策でマスクを院内で無料で配布している。
先にも書いていたように、蓋の開け閉めできるゴミ箱をホームセンターで購入してきて設置した。
すると、治療をおえて受け付けを出る時にマスクを捨ててゆく人が出てきた。
おまけに、ほとんど（まったく）使用していないに新品にもかかわらずだ！

それを家までつけて帰っていただいて、予防の一助となればとの気持ちでしていることなんだけど、
自分は関係ないと、自分は大丈夫だと、自分はインフルエンザを持っていない、と思っているんだろう。

せっかく、自腹を切って渡しているものを何の感謝の言葉もなく目の前で捨てられるのは、
心が痛むし腹も立つ。
いくらなんでも目の前で捨てなくてもいいじゃないか！

個数を集めるのに苦労したんだ！
温度差はおおきね。
身の回りで何人か死なないと、危機感がなくてどうしようもない人が多い。

日本歯科医師会の動き

日本歯科医師会の新型インフルエンザへの対応は早かった。
今日、ＦＡＸがいっぱい入っていた。

来院患者に対して、
①入口で手指を薬剤で消毒
②洗面でうがい
③希望者にはマスクの配布
④待合室に蓋の閉められるゴミ箱を設置する。（鼻をかんだ紙等をすてるため）
をするように開業歯科医院へ要請があった。

当院では、先週より準備がしてあったので④以外はすべて行うことができた。
蓋をあけしめできるゴミ箱が急に準備できなかった。
患者さんがたは、少し驚いている人もいたがみな協力的だった。
これくらいしてもらって安心、さすがという意見が多かった。

しかし、全国の歯科医院が一度に準備に入ると、欠品になるものも多そうだ。
今日、追加でマスクを注文したら、注文が多く品薄なので20ケースまでにしてほしい、と言われた。
準備よくできたところはいいけれど、できないところはどのような印象を与えるだろうか。
ボランティアで地域への貢献に欠如していると思われるだろう。

マスクをしよう！

政府厚生労働省は、新型インフルエンザによる死者数を65万人と発表している。
わかりにくい数字だが、人口比率なら約0.5％つまり200人に１人ということになる。
従来型のＡソ連型やＡ香港型での死者数は1万人位。
だから、新型インフルエンザの怖さがよくわかる。
何といっても、従来型の65倍の死者数だからねえ。

しかし、幸いなことに新型インフルエンザはH５型ではなくH１型で毒性が少ないらしい。
といっても、従来型とは同じくらいの毒性だから、罹患するとそれなりに苦しいと思う。
数年前に、Ａ型にかかってしまったんだけど、熱がぐんぐん上昇であっという間に３９度。
すかさずタミフルのおかげでしっかり効果。
３９度は６時間程度で３８度弱まで下がったが、体も頭もフラフラ。
トイレもふらふら。
熱のせいなのか、薬の副作用なのかさっぱりわからない。
だから、弱毒だからといって軽く見るようなことはしてはならない。

好田矯正歯科では、うがいと手洗いとマスクを励行するために、
来院時に、うがいと手洗いを済ませていただいて、その後にマスクを無料で配布することを
考えている。
マスクが不足する中で、数を確保するのが大変なんだけれど、
社会をリードする立場にあるんだから（ちょっと言い過ぎか？）、
ここで頑張らないと”ＯＯ医者”と名前がついているからねえ。

近々、歯科医師会の会合があるので皆に提案してみようと思う。
全会で行えば社会に対するアピールになると思う。
歯科は地盤沈下してるからねえ。

マスクがなくなっていた

ＷＨＯは新型インフルエンザのステージをフェイズ４から５に上げた。
今日の早朝の報道だった。
たまたま、先週から子猫を飼い始めたので、そのエサだのトイレ用具だのを買いに行ったら、
なんと、ホームセンターや大手スーパーの売り場からマスクが売り切れていた。
残っているのは、Ｎ95と呼ばれる高性能マスクで、普通医療や検疫現場で用いられるもののみが売れ残っていた。
世の中の行動の早さには驚いた。

確かに、厚生労働省のある委員会での報告では、
国民各自は50枚の使い捨てマスクを準備すべきである、という感染症専門医の報告が出ているらしい。
同様の内容を数日前の新聞でも見たことがある。
50枚というのは、どうやら２か月分ということだ。

そのた、厚生労働省の公式な広報として、各自で生活用品の備蓄すべきということを言っている。
皆様方も各自準備を整えておくべきだ。

で、先生はどうしたの？
そう、私はとりあえずマスクの手配を終えたところ。
生活用品も少しづつ備蓄してゆくことになった。
とりあえず、安売りの商品から多い目に買うことにして、トイレットペーパー等の衛生用品をそろえた。

当面の流行は６月の雨季でましになるが、そのあと秋口から本格的に猛威をふるうことになるだろう。
今、マスクがないのは不安だけれど、夏ごろには増産でそろうと思うので、
秋口にむけての準備が必要。
最後には、食品の準備。
レトルト等の長期保存のきくものになるだろう。
牛乳ならロングライフ。

何にあわててるんだって？
確実に死が近寄っている。
この記事を読んだ10人のうち1人は死ぬかもしれない。
その時になってあわててもおそいぞ。

新サイト作成しました。

新しいwebサイトを作成しています。
まあ、一度ご覧ください。

http://矯正歯科.jp/

なんとまあ、つけもつけたり日本語ドメインとはね。
そう、2001年に取得して機会をまって保持していました。
さて、こんごの展開はどうなるかね。

新型インフルエンザ登場！

待ちに待った新型スター登場！
ではない、時間の問題だったが実に困ったことだ。
あと2－3年あればなお準備が良かったと思う。
しかし、重症急性呼吸器症候群SARAで一度練習したし、
テポドンでも練習したから自治体の命令伝達系は一応の成果を発揮すると期待したい。
あとは、個々の人の問題だ。
大きなくくしゃみや咳をする時に、全く手を当てないでしているバカ者が街中でみられるが、
マーナー教育をしないといけない。
それから、マスク、うがい薬、手指消毒液なんかゆるゆると準備した方がいいかも。

すでにＮ99マスクがネットで売られている。
商魂たくましい！

専門医更新申請しました。

日本矯正歯科学会では、専門医という資格を設けている。
これはなかなか厳しい。
認定医は6年で取得できるが専門医は数段厳しい。
更に経験年数を10－15年積まないと取得は難しい。

症例の審査があってその症例のカテゴリーが幅ひろく求められるので、
合格するためには準備をする期間が数年はかかる。
私は2006年に合格できたが、患者さんの協力で合格できたと感謝している。
10人の患者さんが快く同意してくれたので受験資料の提出ができた。

5年で更新になっていて、今年は3症例の症例審査合格の義務がある。
3人の患者さん、ご協力をありがとうございました。
今日、エントリーの申し込みを行った。
これから緊張の半年が始まる・・・・。
2006年は暑くて熱い夏であったが、今年もそうなるだろう。

矯正歯科講座 第4回

治療中の痛み。

これは困る。
これから治療を求める人には心配になってしまう。
痛みの種類は2種類ある。

まず装置を付けることで、粘膜を圧迫したり傷をつけたりする痛み。
これはある程度は仕方がない。
なんらかの装置をつける必要があるので仕方がないが、丸みがあって角のない装置の方が
痛みは少ない。
各メーカーで装置のデザインは千差万別だ。
最近、私はある部分のみの装置を米国３Ｍ社のものに変更した。
これは以前に使用していたものであるが、痛みを訴える患者さんが多かったので、
国産トミーインターナショナル社のものに変更していた。
この国産のものは角が丸くて痛みが少なくておまけに安くて良かったが、
歯のコントロールに問題が出てきたので、３Ｍ社の角ばったタイプにもどった。
そこで、自分で装置の角を削って丸めて使用している。
そうすると、その部分で痛みを訴える人はなくなった。
よかった。
自分のわずかな工夫でトラブルが少なくできた。

さて、もう一つの痛み。
それは歯を移動させるときの痛み。
”痛がゆい”なんて表現をする人がいる。
特に咬合時に歯の浮いたような痛みがでてくる。
咬まなければ痛みは少ない。
こえれも矯正で避けがたいように思える痛みだが、最近ではこの痛みをうんと少なくできる
工夫ができる。
それは、ごく細の新素材の金属ワイヤーを用いることで、痛みの発生を少なくできる。
そのワイヤーはヒートアクチベートワイヤーといって、生体の体温近くで弾性が発揮される。
ごくごく柔らかな矯正力を発揮することが可能だ。
当院では全員の患者さんに初期に使用している。
痛みはほとんど２－３日程度で、”大したことない”とほとんどの人が言っている。
これも大きな技術の進歩だと思う。
10年前にはそれほど一般的には使用されてはいなかったからね。
昔の患者さんには痛い思いをさせたかもしれない。